Good Job! センター香芝で活動する花谷龍介さんが描くイラストはとてもユニークで、一度見たらファンになってしまう人も多い。ホワイトボードの片隅に、いつしかそっと小さな絵を描きはじめたのは20代の頃。月1回ほど利用しているたんぽぽの家での活動の合間、かたわらにホワイトボードがあったのがきっかけ。

　いつからこういう絵を描くようになったの？と聞いてみたら、小4ぐらいの時から、とのこと。今でも家で、仕事が終わってから寝るまでの時間に、おもに、広告の裏の白いところに鉛筆で描いているそう。家では決まって鉛筆と消しゴム。ボールペンやペンは消せないからあまり好まない。ホワイトボードも描き直しできるところがポイントのようだ。
　メッセージカードに添えてもらった花谷さんのイラストがあり、それらをいくつかご紹介。これはどういう絵？と聞いてみたら、次のような言葉が返ってきた。「ヒツジを押してる」「突然　遠くから　ハリネズミが走ってきた」。
お題を出して描いてもらった、「お腹いっぱい食べた人」も必見。これは、食べるのが好きそうな人に宛てたメッセージカードに描いてもらった。

　どれも、そこに出てくる人の状況や物語を想像したくなるものばかりで、単なるかわいいキャラクターに終わらず、見る人をワクワクさせてくれる。映画も好きで、映画をモチーフにしたイラストも度々登場する。ちなみに最近見た映画は「シン・ゴジラ」。

　最近の仕事の1つとして、「わたぼうし音楽祭」のTシャツのデザインに採用されたことがある。ちょうどそのTシャツを着ていたGood Job! センターの飛野さんを撮影することができた(隣は水田さん)。