■日時
2022年7月23日(土)18:30 ~ 20:00
受付時間 18:00~
■場所
奈良公園バスターミナル レクチャーホール
[アクセス]
■参加費
無料
■定員
100名(要申込・100人になり次第締切)
→ 申込フォームへ
■内容
なぜ人と人が殺し合うのか。なぜ人が理不尽に他人を殺したり、傷つけたりするのか。世界では今、ウクライナをはじめ各地で “戦い” がぼっ発しています。平和な日本では今、大阪のクリニック放火事件や、東京の電車内で無差別に乗客を傷つける事件が続発しています。
文明が発展し豊かな世界が実現する一方で、人びとのこころがなくなりつつあります。こころの喪失は他者に憎悪の目を向ける他害感情を高まらせます。
このような時代に「不殺生(アヒンサー)」をとく仏教に役割があるのではないでしょうか。また、自他のいのちを認め合い、つなぐ、芸術文化の力をいかすことも必要です。
大阪の浄土宗大蓮寺・應典院で芸術文化を発信している秋田光彦さんと、たんぽぽの家・アートセンターHANAで障害のある人たちのアート活動とケアの文化づくりに取り組む播磨靖夫さんの二人が語り合います。
■話者
秋田 光彦(浄土宗大蓮寺・應典院 住職)
1955年大阪市生まれ。明治大学文学部演劇学科創業後、東京の情報誌「ぴあ」に入社し、主に映画祭の企画・宣伝を担当。退社後、映画制作会社を設立、プロデューサー兼脚本家として活躍。1997年に劇場型寺院應典院を再建、以後、教育や福祉など地域貢献のあり方を具体的に提案・実践し、市民活動や芸術活動を支援する。また劇場型寺院應典院を拠点として、仏教、アート、まちづくり、コミュニティケアなど「協働」と「対話」の新しい地域教育にかかわる。
播磨 靖夫(一般財団法人たんぽぽの家 理事長)
1942年台北生まれ。兵庫県出身。新聞記者を経て、フリージャーナリスト。障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開する。障害のある人たちの心を歌う「わたぼうしコンサート」の生みの親。アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱。「ケアする人のケア」「アートミーツケア学会」など、ケアの文化の創造にも取り組む。平成21年度「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」受賞。
■新型コロナウイルス感染拡大防止について
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