あなたも「アートラリー」に参加しませんか?
京都市立芸術大学とたんぽぽの家では、交流プロジェクト「OPEN KITCHEN」を2016年より実施しています。
これまで、京都市立芸大の作家と障害のある作家が、作品を送りあいながら共同制作を行う「アートラリー」を展開し、アートを通じた新たな交流のあり方を模索してきました。
さて、いま新型コロナウイルスの流行を受け、私たちの生活や人と人のふれあいの形は大きく変りつつあります。このような世界の中、どのように他者と交流していくことができるのでしょうか。私たちはアートラリーを通じて、そのヒントを探したいと思っています。
そして今回は、作家たちだけではなく、みなさんにもこのラリーに参加していただきたいと思っています。これからのアートのあり方や、人のつながりかたを一緒に考えてみませんか。
ぜひご参加ください!
アートラリーとは?
障害のある作家と京都市立芸術大学の作家が1人ずつペアを組み、作品を送りあいながら共同制作を行う取り組み。
送られてきた作品にどうやって返答するか(送られてきた作品に直接手を加える、全く別の作品を送り返すなど)はそれぞれの作家に任せられています。
過去のアートラリー作品 OPEN KITCHEN 2018-2019
参加方法とスケジュール
[1] 2020年12月初旬ごろ
あなたのおうちに、アートラリーの作品が届きます。作品と一緒に参加者のみなさんに「やってほしいこと」をお知らせしますので、その指示にそってあなたなりの「ラリー」を返してください。12月中旬には作品を返送していただきます。
例1:送られてきたアート作品で遊んでみて、その感想をお手紙にしてください
例2:送られてきた絵画を見ながら、あなたもスケッチブックに絵を描いてください
[2] 2021年3月中旬ごろ
ラリーを重ねて完成した作品を、作家本人があなたのおうちへ届けます。おうちのなかで作品を展示し、その様子を写真に撮って送ってください。3月末から4月初旬には作品を引き取りに伺います。
※日程や作品のお届け方法など、詳細は参加者が決定後、改めてご連絡・ご相談させていただきます。ご不明な点や、前もって確認したい事項がある場合はお気軽にお問い合わせください。
キュレーション・出展作家
キュレーション:
寺岡波瑠
出展作家:
12名、6ペア(たんぽぽの家×京都市立芸術大学)
岡村雄介×中森碧/小松和子×黒川岳/萩原宏一郎×平田万葉
平井和樹×鮎川奈央子/水田篤紀×加納明香/味波晴巳×松岡美里
参加対象
定員:
6名 応募期間 11月中(先着順)
※どのペアのラリーに参加するかは事務局で決めさせていただきます。ご了承ください。
参加料:
無料、作品の返送等にかかる費用は事務局が負担いたします。
対象:
京都市に在住の方で、アートラリーに参加いただける方ならどなたでも!
ご参加いただける場合、ご自宅の中の写真を撮影し、事務局へ送っていただくほか、事務局より記録撮影にうかがう可能性がございます。また、その写真はSNSや報告冊子などにて、ひろく公開していく予定です。あらかじめご了承ください。
お申し込み方法
●下記のフォームにて
https://forms.gle/SXMeQDmrwLMz2Fm98
●Eメール、Fax、郵送にて
①お名前、②メールアドレス、③お電話番号 ④ご住所
をご記入のうえ、下記のお申し込み先までご連絡ください。
追加情報
現在のOPEN KITCHENの様子はこちらのInstagramからご覧いただけます!
https://www.instagram.com/open_kitchen_2020
たんぽぽの家とは?
誰もが自分らしく生きられる社会づくりを目指し、奈良で活動する市民団体。障害のある人のアート活動を中心に多様なアートプロジェクトを実施している。
また福祉施設「アートセンターHANA」「Good Job! センター香芝」を中心に、アートやデザインによる障害のある人の新しいしごとづくりに取り組んでいる。
お申込み・お問い合わせ先
たんぽぽの家(担当:吉永、大井)
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
Tel. 0742-43-7055
Fax. 0742-49-5501
Email: ableart@popo.or.jp
ご記入いただきました個人情報は厳正に管理のうえ、本プロジェクト以外の目的には使用いたしません。